Inscryption
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どんなゲーム?
カードゲームと聞いて安心してはいけない。『Inscryption』は一筋縄ではいかない作品だ。
表向きはデッキ構築型のローグライトゲーム。手札のクリーチャーカードを駆使して戦いを重ね、より強力なデッキを組み上げていく。しかし同時に、薄暗い小屋からの脱出を目指すパズルアドベンチャーでもある。机の上に置かれたカードの向こう側には、何やら不穏な気配を漂わせる謎めいた人物が座っている。
ゲームが進むにつれて、単なるカードバトルでは済まないことが分かってくる。部屋に隠された手がかりを探し、仕掛けられたパズルを解きながら、この奇妙な状況の真相に迫っていく。サイコロジカルホラーの要素が徐々に顔を覗かせ、プレイヤーの予想を裏切る展開が待ち受けている。
Daniel Mullins Gamesが手がけた本作は、複数のジャンルを絶妙に組み合わせた意欲作。カードに刻まれた秘密を解き明かす暗い旅路は、最後まで予想がつかない。
こんな人におすすめ
向いている人:デッキ構築が好きで、ホラー要素にも抵抗がない人には強くおすすめできる。カードゲームの戦略性と脱出ゲームのパズル要素が組み合わさっているので、頭を使うゲームが好きな人なら楽しめるはず。特に「ただのカードゲームじゃ物足りない」と感じている人や、ストーリーに仕掛けや秘密が隠されているタイプのゲームにワクワクする人にはぴったり。
向かない人:ホラーが苦手な人は避けた方がいい。サイコロジカルホラーという表記通り、精神的に不安になる演出が含まれている。また、純粋なカードバトルを求めている人にも合わない可能性が高い。パズル要素や謎解きが混じっているので、シンプルにカードを使った戦闘だけを楽しみたい人には複雑すぎるかもしれない。ローグライト要素もあるため、繰り返しプレイが嫌いな人にも向かない。
みんなの評価
Inscryptionは圧倒的に好評な評価を得ているカードゲームですが、プレイヤーの反応は複雑で興味深いものとなっています。
多くのユーザーが絶賛しているのは、まず第1章の独特な世界観と雰囲気です。薄暗い山小屋で繰り広げられる命を賭けたカードバトルは、ホラー要素と謎解き要素が絶妙に融合した唯一無二の体験として評価されています。カードゲーム部分も、死んでカードを強化していくローグライト要素や、自分だけの最強デッキを作る楽しさが高く評価されています。
一方で、ゲームが進行するにつれて大幅にシステムが変わることについては賛否が分かれています。特に第2章以降で別ゲームのようになってしまうことで、初期の魅力的な雰囲気が失われてしまうという不満の声が目立ちます。また、ストーリーが意味不明で自己満足的という批判や、後半がマンネリ化するという指摘もあります。
総じて、革新的で記憶に残る体験として絶賛する声が多い一方、ゲームの構成や展開については好みが分かれる作品といえそうです。多くのプレイヤーがネタバレ厳禁で挑むことを強く推奨している点も特徴的です。